かなり前に古本屋さんで買って放置してた本。
結構な高値で取引されていて驚いたけど売れないなあ、良書だし。
ちなみに図書館とかに眠ってることが多いそうです。
ガイアといえば、シムアースで初めてしった概念だったが、原書を読んでみたくてずっと探していた。
ジェームズ・ラブロック氏はガイアという概念を発表して叩かれながらも、他の研究をどんどん取り込み、アップデートを重ねてガイア理論を提唱、バージョンアップしている。
地球環境について学びたいという気持ちはあるけど、実際に考えるとなかなか難しい。
ガイア理論は研究者にはなかかな理解されづらいものだと思うが、意外と日本人には理解しやすい理論だなという感想。
特にネットなどで擬人化を許せるならぜひとも読んだほうがいい、地球を大事にしたくなるから
また、地球を生命体と考えれば病気もするし、興奮もするし、落ち込んだりもする。一つ一つの行動がダイナミックに動くが、中にいる生命体には理解しづらい。
書籍でも紹介されてるが、腸にいる細菌、バクテリアが人間のためにいかに大切かは最近になって注目されているが、地球にとっても人間がまさにそれなんだろうなあと。
20年前の本だけど興味深く読んだ。
大型本で、図が大変多いので文量はそうでもないだろうと読み始めたらとんでもない。項目ごとに詳細に説明し、挿絵でさらに紹介する徹底ぶり。
気軽に読み始めたら終わりがいつなのかわからず焦ってしまった。
文量は多いが読みやすく、そもそも面白いので電子書籍化されてもっと広く読まれればいいなあと思う。