Wake On Lanについてはこちら(Wake On LANでコンピュータを起動する)
外出先から電源が落ちているPCにあるファイルを取得したいとか
定期的な作業をサーバに実行させるが、それ以外の時間はシャットダウンしていたいとか
普段動かしているNASで実行させると利便性が更に上がりますね
PC 側でWakeOnLanの設定が終わっている前提でDS216Jを設定していきます。
・コントロールパネルからタスクマネージャーを起動する
・作成ー予約タスクーユーザー指定のスクリプト と指定して新しいタスクを作る
タスク名は自由です。
ユーザーはrootにします(実行コマンドがroot権限だから(未確認)
タスクを実行テストするまで有効はチェックを外します。
・スケジュールを設定
DS216J の電源が入っていることが条件です。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjekrsIcuZm7Lonkq5WUq-3mFuJXlKVG4QaGQsRCmb4sFL5x6qaeY5gI39GEyhfToiMgXC630tlpUL4srq3PvmTVmL0-mXsZjZaUOU-afn9_L_f1GUqM73rm4XoR6ce9VDH3ImLMh4YfzSK0h1YVXII3W9H1rV_UQHPcvcEePJt9UxQmt_kx7uV_zYPse04/s320/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202024-06-02%2010.28.01.png)
・タスク設定
ユーザー指定のスクリプトを設定します。
Synologyが用意しているsynonetを利用してwake on lanを実行します
起動したいPCのMacアドレス(XX:XX:XX:XX:XX:XX 半角英数)を設定します。
/usr/syno/sbin/synonet --wake XX:XX:XX:XX:XX eth0;他の項目も設定し、OKをクリックするとrootで実行しているために警告がでますが、そのまま実行してよいです。
ただし、他のコマンドを設定する場合も含めて自己責任で設定してください。
・タスクテスト
作成されたタスクを選び、右クリックで実行する
WakeOnLanを実行すると同一LAN内にパケットが流れ、PCが起動されます。
想定通りの動きを確認したら、タスクを「有効」にして「適用」をクリックすることを忘れずにしましょう。
WakeOnLANで起動できない場合は下記の2つを確認してみましょう
・PC側(LANカード)がWakeOnLanに対応し、WakeOnLanが実行可能になっているか?
・起動したいPCは同じLAN内にいるか?またHUBやルータ越しに実行しようとしていないか?